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音楽倉庫−感想編 音楽倉庫−感想編

曲名 E.エルガー 弦楽のためのセレナーデ ホ短調 作品20
感想
 5年程前T-Stringsの原形が誕生した頃、あの寝屋川の詩吟教室でひたすらカノンを弾いていたあの日、私達がこんな大舞台でこともあろうに「弦楽セレナーデ」なんてものを全楽章演奏することになると、一体誰が予想したでしょうか! 演奏し終わった瞬間そんな感慨を私の胸の中に呼び起こした、チェロのR・Sさん曰く「とても懐かしい感じのする」曲です。 チャイコフスキーやドヴォルジャークの弦セレももちろんすばらしいですが、もっと繊細でデリケートな感じ。 イギリスの陰影を帯びた気候や自然の美しさを感じさせます(と言っても行ったことないのであくまで想像)。

 私がイメージしたのは「映画」。 ハートウォーミングな、多分主人公はひとつの家族で、子供達が成長するにつれてそれぞれに色んな出来事が起こり、でも最後はHAPPYENDで終わるような、そんな映画のエンドクレジットにこの曲の第3楽章が流れたりなんぞしたらもう、思わずうるうるっときてしまいそうです。

 ビオラのどこか駆り立てるようなフレーズで始まる冒頭の、このフレーズを何回練習したかわかりません。 でもちゃんと弾けない。 コンサートマスター智志慧氏の目がこわい。 はっきり言ってこの曲はビオラとセカンド泣かせです。 主旋律じゃないところで、忙しく難しいことをせっせせっせとやっている。 こういう我々の苦労があってこそファーストやチェロの歌う美しい旋律が映えるのだということを皆わかっているのだろうかあ? と練習中密かに激する日々でした。 第2楽章は結構ビオラの聴かせどころがあります。 でもヴァイオリンやチェロはもっと甘い旋律を弾いていて、やっぱ引き立て役かなあ、という感じがちらちら。

 本番ではビオラの応援に来て下さったH・T氏に「思いっきり弾いたろ!」とあおられて、今回ちょっと冷静になりたいな、なんて演奏前に思ってたこともすっかり忘れて・・・・ちょっと反省してます。 相棒のM・K嬢にも謝罪の一言「ほんっっっとに音程悪くてごめんね!!」

 付け加えですが、この曲も、エルガーが3回目の結婚記念日に奥様に贈った曲だそうな。 エルガーさんて、ほんに愛妻家だったのですね・・・・
演奏会の名称 茨木混声合唱団 第21回 定期演奏会
弾いた日 2001.9.9
弾いた場所 茨木市民会館 ユーアイホール
他の演奏曲 G.フォーレ レクイエム,W.A.モーツァルト アヴェ ヴェルム コルプス

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