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音楽倉庫−感想編 音楽倉庫−感想編

曲名F.メンデルスゾーン 弦楽八重奏曲 作品20(弦楽合奏による)
感想
 相棒が勤める会社の社長のお嬢さん(小学生)がお母様と一緒に聴きに来て下さって、「何が一番良かった?」と尋ねたら「メンデルスゾーン。」と答えてくださったそうな。 「どんな風に良かった?」「明るくて良かった。」・・・これって、とってもうれしかったです。 本当にこの曲、明るい曲なんです。 弾いていて明るさ、幸福感に満ちあふれてくる。 これを感じてくれたのなら、がんばって演奏した甲斐があったというものですね。

 1楽章が一番好きです。 例えるならば、明るい光が差してくる方に向かって、大好きな人と手を携えて長ーい坂道を上っていくような。 そんな幸せな感じがします。 でも幸福の中にはどこかにいつも悲しみが閉じこめられているのを知っているよ、と言っているような2楽章もすばらしいです。 3、4楽章はあまりにも弾けませんでしたのでコメントは差し控えさせていただきたい(合掌)。
 ところで、練習の楽しさと本番の苦しさが、こうも明暗くっきりだったのは、私の少ない本番経験の中でも初めてでした。 作曲家が16才の時に作ったという、若さにあふれた溌剌とした雰囲気が、練習ではいつも元気づけてくれるようで、毎回の練習後は「ああ楽しかった、思い切り弾いちゃった」と言う感じでした。 しかし、本番ではこのアクロバティックな楽しいパッセージたちが、まるでハードル競走におけるハードルのように次々と迫ってきて、ひとつ引っかかると次々と足を引っかけていき最後にはあわや転倒!! そんな事態に至ることだけは避けなければ!という異常な緊張感で、まさに「血管切れそう」な思いで疾駆したのでした・・・。 このしんどさがずっしりした充実感に変わってきたのは、演奏会後、今日になってやっと、です。(2002.7.11) 

演奏会の名称茨木アンサンブル 第14回コンサート
弾いた日2002.7.6
弾いた場所茨木市クリエイトセンター センターホール
他の演奏曲A.ヴィヴァルディ ヴァイオリン協奏曲 イ短調, A.ピアソラ ピアノと室内オーケストラのための3つの小品,F.シューベルト 弦楽四重奏曲「死と乙女」より第2楽章(弦楽合奏による),星に願いを(アンコール) 

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