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音楽倉庫−感想編 音楽倉庫−感想編

曲名A.ヴィヴァルディ 調和の霊感 作品3-6 協奏曲イ短調 第3楽章(ピアノ伴奏による)
感想
 ヴィヴァルディは大変な多作の人で、協奏曲だけでも現在450曲ぐらい残っているそうな。 私が今回、無謀にも発表会での演奏曲に選んだ、調和の霊感作品3−6、イ短調の協奏曲は、これらの協奏曲の中でも最も有名なもののひとつだそうな。 そしてヴァイオリンを習うと必ずこれを練習することになるというような曲、だそうな。
 ・・・・で、これが簡単か、というと、とんでもないわい! と、声を大にして私は言いたい、そんな情けなくも恥ずかしい演奏でした。

 一応、大人だから発表会では子供の生徒さんのあとで弾くんですよね。子供さん達の方がずっと上手なのに。 じっと待ってる間に緊張が高まる。 自分の名前と演奏曲をマイク持って言えなんて、無理と言うもんです。 1回目。 ピアノについて出られませんでした。 やり直し。 2回目。 出だしのtuttiからソロに入ったところで、まず右手が制御不能に。 つられて左手指が指板の上で激しくダンスを踊り出し、ああっっ・・・そして・・・沈没。 もう心臓バクバク止まらない。 どーすりゃいいの、と半泣きの私に先生は涼しい顔で「もう1回、最初からやりなおしましょうか? はい、では深呼吸して」。 言われるままに深く、ふかーく深呼吸。 聴衆から思わず笑いが。 ああ情けない。 「大人はねえ、緊張しますからねえ。」先生、そんなフォロー、マイク持って言うの止めてくださいってば。
 しかし笑われたことでなぜか落ち着きを取り戻した私。 3回目。 さっき躓いたところでまたもよろめきかけましたが、くそ、止まるまい、という一心でなんとかそこは切り抜ける。 すると不思議なことに、だんだん気持ちが落ち着いてきて、練習の時あれほど弾けなかった一番難しいソロの所も転ばず通過。 ばたばたしていた弓もようやく最後で落ちついてきて、なんとか最後までたどり着くことができました。

 うーん、ヴィヴァルディ、恐るべし。 思うに、いきなり3楽章なんて弾くようにできてないんです。 きっと。 1楽章、2楽章と弾いて、体がこなれたところで弾くもんなんです。 きっとそうです。 そういうことにしておこう。 まあ、いい経験したということです。(2002.7.30) 

演奏会の名称奥田ヴァイオリン教室 発表会
弾いた日2002.7.27
弾いた場所伊丹市文化会館いたみホール 多目的室
他の演奏曲J.パッヘルベル カノン(T-Strings)・・・・この曲の演奏後記がこちらにあります

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