| 曲名 | リュートのための古代舞曲とアリア第3組曲第3楽章「シチリアーナ」 |
| 感想 |
イタリアの作曲家でヴィオラ演奏家としても高く評価されていたレスピーギが、中世の小曲を集めて作り上げた組曲の中の楽章であり、CMなどにも使用され、これだけが単独で演奏されることも多い有名な曲です。 レスピーギのこの組曲は、今年秋に予定している演奏会のメインプログラムでもあります。 「シチリアーナ」は、イタリアのシシリー島に起源を持つ舞曲をいいます。 シシリー島といえば映画「ゴッドファーザー」の舞台ともなったところ。 「ゴッドファーザー」という映画は何作か作られていて、その中のどれだったのか忘れましたが、ファミリーが集まって庭でダンスに興じるシーンで流れていた音楽が、この曲と雰囲気が非常によく似ていたような記憶があります。 多分、(私の大好きな!)ニノ・ロータの作曲でしょうが、同じく超有名な映画のテーマ音楽も、このレスピーギの「シチリアーナ」と色的に共通するものがあるように思います。 哀愁を帯びたイタリアの旋律というのでしょうか。 青空があまりに青すぎてとても悲しくなるような、そんな気持ちにさせる。 ちょっと話がそれました。 この楽章、プロの演奏家のCDを聴き比べてみると、出だしの部分が、リズミカルで軽やかな演奏スタイルと、ゆったりともの悲しい感じの2通りあるようです。 我々の演奏は後者の感じですが、だいぶそのイメージも自分の中で掴めてきたように思います。 曲の後半で曲想が劇的に変化し、その盛り上がりがこの楽章の魅力だと感じるのですが、そこが、セカンド、ヴィオラ、チェロ、バスが非常に大変な思いをするところでもあります。 練習ではそこばかりやらされていますが、その甲斐あって、個人的には割とちゃんと弾けたかな・・・・ この楽章にはもう一つ、ファースト以外のパートが同じリズムのきざみを何度も受け渡しする非常に難しい部分があります。 旋律とリズムが交互に出てくるのですが、旋律は遅くなり、きざみは速くなる、というのが大多数の人に共通する傾向であり、従って各パートで刻む速さが変わり、遅くなったり、速くなったり。 音楽というのは、最初から最後までインテンポなんてことは絶対ないので、何度も弾いてその「流れ」にのるしかないのでしょう。 それもかなり掴めてきたかなあという気がしました。 あと一歩かな?(2003.4.22) |
| 演奏会の名称 | 穂積コミュニティセンターふれあいまつり |
| 弾いた日 | 2003.4.20 |
| 弾いた場所 | 茨木市立穂積コミュニティセンター 多目的室 |
| 他の演奏曲 | レスピーギ リュートのための古代舞曲とアリア第3組曲第1楽章「イタリアーナ」 J.S.バッハ 1つのヴァイオリンの為の協奏曲 ニ短調 第1楽章 |