| 曲名 | F.ザイツ 学生のためのヴァイオリンコンチェルト第5番 ニ長調 作品22 第1楽章 |
| 感想 | 今回の文章、演奏の感想というよりは、レッスン再開に関する非常に長ったらしい自問自答、になってしまいましたがとりあえず。
約2年間お休みしていた個人レッスン(ヴァイオリン)を、今年始めから月1回のスローペースで再開しました。 今やヴァイオリンに関しては、何かと自分で課題を設定しないと「弾く」行為から遠ざかる一方です。 さらにオケでヴィオラを弾き始めてから、弾く事に対する姿勢が何となく中途半端になりつつある。 弾かないといけない曲が多すぎて、どれも「えーい!」って感じでがちゃがちゃ弾いておしまい。 もちろんオケは楽しいのですが、このままだと、この「エーイがちゃがちゃ」弾き、みたいなのが癖になってしまいそうで何だか不安になってきた。
・・・しかし。 この思惑はミゴトに外れることになった。 思い切りよく弾き始めるべき最初の2分音符2つがまずそれらしく弾けない。 先生曰く「なんだかとってものんびりした曲みたいです」相棒曰く「小学生のヴァイオリンのお稽古」…みんなはっきり言ってくれますネ。 半ばから後半のチャカチャカ弾くところは意外とマシに弾ける。 これはきっとオケで細かい音符ばかり弾いていることの、いわゆる「怪我の功名」でしょう。 確かにね・・・そういうのはいつのまにか抜け落ちておりました。 今回、それほど難易度の高くない曲を選んで、そのかわり一つ一つの音を大切にきっちり弾いて、少しでも音楽的な演奏をしよう、なんて大それた事を考えていたのですが、実はそういう理由で選曲した時点から、道を踏み外していたのかもしれません。 難しいけど、この曲大好きだから、絶対弾きたい! その気持ちがあればそれだけで、聴いてる人に弾き手の心の音楽って伝わるものだと思いますが、まずそれさえ・・・なかったかも。 レッスンでは確かに、指摘された部分を直すことにまず注意が偏りがち。 一方でそれを求めてレッスンを受けているという部分もあるのですが、でも、レッスンを受けたこともなく弾き続けているヴィオラに関して言えば、まず自分の中で自由に「こんな音で」「こんな音楽を」と考え、そして音を作る努力をする事が当たり前になっていることに思い当たります。 どちらも、とても大切で、どちらがなくてもダメなんですね。 本番の出来栄えはというと、久々の独奏ということでかなり緊張し、右手のビブラート(経験者にはおわかりだと…)が強烈にかかった瞬間が多々ありました。 でも、当日の朝まで続いた相棒の特訓のおかげで「自分の考えた音」に少しはなってたかなと思います。 弾き終えて、少しすっとした感覚もあり、リハーサルより格段に楽しく弾くことができました。 久々の発表の機会、いろんなことを改めて考えさせてくれる機会でもあったと思います。 (2006.11.8) |
| 演奏会の名称 | 奥田ヴァイオリン教室 発表会 |
| 弾いた日 | 2006.11.4 |
| 弾いた場所 | 伊丹アイフォニックホール 小ホール |